働くには個性を滅することが必要だった
個性は仕事の邪魔をすることが多いということを最近感じている
社風や業種により大きく異なるとは思うが、
仕事をするにはある程度多くの人から好かれる、少なくとも嫌われない必要がある
そのために、学生時代から個性の強い私は働いている間、必死に「普通の人」を演じている
個性的な人間というのは、多数派の「個性の強くない人たち」から生理的に嫌われる傾向にある。
個性的な人間は、小中学校もしくは高校まで、1つの集団がともに生活しなければいけない空間でそのことを感じたことがあると思う。
個性的な人間はテレビの世界では人気者になるがそれは視聴者である自分とは断絶した世界での振る舞いであるからで、
自分の目の前で個性の強い振る舞いをすれば嫌われる可能性が高い。
個性を滅することは仕事で多数派の人たちに好かれる/嫌われない ために必要なのだ
そう言い聞かせ、今日も「仮の自分」として家を出る。